
相模湖駅リニューアル
- 建築主:東日本旅客鉄道
- 所在地:神奈川県相模原市緑区
- 階数:地上1階
- 延べ面積:575.00m²
- 構造:S造
- 竣工年:2017年
1964年の東京オリンピックでカヌー競技会場となった相模湖の最寄り駅として建設された駅舎のリニューアル。耐震補強とともに、湖畔観光や高尾山登山の利用者増加にも対応する観光拠点駅としての整備も行った。明るく眺めの良い駅という当時の意匠を継承しガラス面の一部開口部を広げたほか、特徴的な屋根を支える梁を木製化粧板で挟み込み、建物内外のつながりを演出した。壁面には地場産材(津久井産)を使用。登山客を意識して設置した靴洗い場や更衣室のほか、トイレのピクトグラムも観光地らしいものとした。