千葉駅・ペリエ千葉

  • 建築主:東日本旅客鉄道、千葉ステーションビル
  • 所在地: 千葉県千葉市中央区
  • 階数:地下1階 地上8階
  • 延べ面積:73,830.99m²
  • 構造:S造 一部SRC造
  • 竣工年:2016年(駅など)、2017年(駅ビル2~7階など)

天井が低く柱が林立する高架下1階にあったコンコースや駅機能を、線路上空に人工地盤を新設して3階に移設。天井が高く開放的で分かりやすい駅となった。中央改札と西改札とを改札外で結ぶデッキや、千葉都市モノレールとの連絡通路などの新設により、回遊性や利便性も向上した。
これに合わせて駅ビル「ペリエ千葉」を全面的に建て替え。線路上空も活用し面積は大幅に増加した。改札内の生鮮三品常設店舗やクリニック(ともにエキナカ初)、最大約300名収容可能なホール、「千葉での暮らしをより良く」をテーマにショップやフリースペースなどで構成された「チバコトラボ」など、商業施設の枠にとどまらないユニークな展開。内装デザインは豊かな自然と都市の融合をテーマに、千葉県産サンブスギなどの自然素材とガラスや金属を組み合わせている。