E3系リゾート新幹線「GENBI SHINKANSEN / 現美新幹線」
インテリア計画・監修

  • 走行区間:越後湯沢駅~新潟駅
  • 列車構成:6両1編成
  • 製造主:東日本旅客鉄道株式会社
  • 設計製造:川崎重工業株式会社
  • 走行開始年:2016年

個性的な現代アートによる、まったく新しい鉄道の旅を提供する車内空間の構成(アーティスト作成範囲以外の内装全般)の計画・監修。
新幹線で移動しながら現代アートを鑑賞するというユニークな演出と、カフェのように仲間や家族とのおしゃべりを楽しめるくつろぎの空間がコンセプトである。
11号車以外の車両の片側の窓を全て塞いで現代アートを展示する壁とし、その反対側にゆったりとラウンジソファを客室内に配置。
建築的で開放的な空間を形成するために、通常の鉄道車両にあるような荷棚を廃止し、代わりにテーブルとしても使える蓋付きの荷物入れを設置した。
時速200kmを超えるスピードで移動しながらも、 ゆったりとした時間を過ごせる空間づくりを心掛けた。