吉川美南駅

武蔵野線吉川駅・新三郷駅間に開業した新駅。「自然と人と共に生きる駅」をコンセプトとし、ファサードデザインには木の葉の形状をモチーフとしたサッシを使っている。内部は純粋な駅機能からなるシンプルな空間構成であるが、ラチ内コンコースの天井高さは5ｍ、トイレは3.1ｍかつ壁面の傾斜など、ボリュームの操作により開放的な空間を演出している。内装材は耐久性を持った顔料練込硬質セメント板を選定し、落下防止の仕様でラップ工法とする事で陰影を出し、表情豊かな壁面をしている。