アトレヴィ東中野

環状6号線拡幅の工事ヤードから転用された駅前広場と西口駅舎との隙間をつなぐ自由通路と一体的に開発した駅ビル。それほど広くない線路上空の空間の中に、自由通路、店舗、子育て支援施設、駅施設などが効率的に納まっている。天井ルーバーを自由通路と店舗に横断させるなど、デザインの統一や空間の連続性も意識している。小規模ながら中身の濃い“Delightful Cube”（デザインコンセプト）に仕上がっている。