銚子駅

  • 建築主:東日本旅客鉄道
  • 所在地:千葉県銚子市
  • 階数:地上2階
  • 延べ面積:703.90m²
  • 構造:木造
  • 竣工年:2018年

老朽化による耐震強度不足と駅コンパクト化に伴う駅舎の建て替え。海水域近傍の塩害対策と「公共建築物における木材利用促進法」への取組みのため、木造駅舎とした。白い外観は銚子のシンボルである犬吠埼灯台をイメージ。醤油で栄えたまちの歴史にふさわしく、醤油蔵をイメージした内装には木材をふんだんに使用しており、訪れた人は改札を抜けた瞬間に木の持つ表情や香りに包まれる。地場産の「サンブスギ」のほか、廃棄処分されていた沿線伐採木を内装材に転用するなど、地域に根ざした駅づくりを行った。