JR東日本 大宮設備総合事務所

  • 建築主:東日本旅客鉄道
  • 所在地:埼玉県さいたま市
  • 階数:地上8階
  • 延べ面積:11,712.70m²
  • 構造:S造
  • 竣工年:2022年

大宮エリアに点在していた保線、土木、建築、機械、電力、信号通信の設備関係の6つの現業事務所を集約。計画地は鉄道事業を支えてきた歴史的背景があり、土地の歴史の継承と快適な執務環境の両立を目指した。近接には新幹線の結節点である大宮駅があり、金属断熱サンドイッチパネルを基本とした外装やアルミフィン・アルミルーバーでエッジを出すことで新幹線車両の洗練されたフォルムや線路の持つ流線的な連続性と軽快さを表現。内装は、繊細さと重厚感を併せ持つ「CRAFTMANSHIP」をテーマに「プレイヤーが集う場」として働く人たちの活力を刺激する空間を考えた。共用部、ラウンジスペースは繊細さを表現する木調を基調とし重厚感のある鉄の要素をアクセントとして取り入れている。建物内のサイン計画も鉄道にまつわる要素をモチーフにデザインした。