ＪＲ東日本 仙台支社ビル

快適な執務環境と環境負荷低減を実現した事務所ビル。BEMS（ビルエネルギーマネジメントシステム）の採用により使用エネルギー量の低減を図り、48時間対応の非常用電源の整備など災害発生時の支社機能を強化した。ファサードは並木を映すシンプルなデザインとし、杜の都仙台の緑豊かな景観との調和を考慮しながら高い公共性を持つ企業としてのイメージを演出している。内装には宮城県産の木材などを使用。部署ごとに分かれていた執務室をオープンオフィスにし、ワークスペースとしても利用できる食堂は職員の利便性を考慮し中間階の5階に計画した。産後の復職支援にも利用できる女性専用室を整備するなど、様々な人が安心して活躍できる環境を整えている。