松島海岸駅

宮城県の松島湾沿岸に位置する日本三景「松島」の玄関口となる駅。1927（昭和2）年に建てられた旧駅舎の建て替えとバリアフリー化を行い、待合・観光案内スペースや店舗も設けて松島観光の拠点となるよう計画した。「おもてなしの心かよう観光拠点のシンボル」をデザインコンセプトに、五大堂や国宝瑞巌寺など、松島を代表する歴史的建造物を継承した重厚感のある外観とし、大きな開口部を設けることで駅舎内を明るく開放的な空間とした。松島の海を感じられるホーム階の展望スペースから、自然とのふれあい、旅の高揚感と余韻を楽しめる演出をしている。