大井町駅周辺広町地区開発(仮称)

  • 事業主体:東日本旅客鉄道
  • 運営会社:JR東日本ビルディング(オフィス)
    アトレ(商業)
    日本ホテル(ホテル)
    ジェイアール東日本都市開発(賃貸住宅)
  • 所在地:東京都品川区
  • 階数:地上26階 地下3階(A-1地区)
    地上2階 地下2階(A-2地区)
  • 延べ面積:約250,000m²(A-1地区)
    約9,100m²(A-2地区)
  • 竣工年:2025年度末(予定)

大井町駅周辺広町地区でJR東日本グループがTAKANAWA GATEWAY CITYを中心とした東京南エリアのまちづくりの重要な柱のひとつとして進めている大規模複合開発。
歩行者ネットワーク整備や防災分野などで品川区や周辺地域・事業者の方々と連携してまちづくりを進め、新区庁舎の整備と共に、大井町エリア全体の新たな賑わい創出を目指している。
駅としながわ中央公園方面のエリアをつなぐ周辺の高低差に対応した重層的な歩行者デッキによって東西のアクセス性とまちの回遊性を向上すると同時に賑わいと交流を生み出す複数の広場を整備する。特に約4,600㎡の広場は、災害時に広域避難場所となり、新区庁舎やしながわ中央公園と連携した防災拠点とすることで、地域の防災力強化を図る。
駅直結の利便性と開けた眺望により開放的な空間を感じる複合施設はオフィス、アウトモール型の商業、ホテル、賃貸住宅で構成され、開発街区に直結する改札や出口の新設、コンコースの拡張などを含む大井町駅東口駅舎の改良と、駅の北側にはバスやタクシーなどが利用可能な交通広場を整備する。
また、整列する鉄道車両を一望できるデッキを整備するなど、この地で100年以上続く鉄道のメンテナンス拠点を身近に感じていただくと共に、車両基地上に広がる空や都心方面の眺望などを取り入れた計画としている。
更に、地域冷暖房施設(DHC)の導入などの環境配慮施策により、CASBEE Sランクの取得を目指すなど、環境に配慮したまちづくりも進めている。

CASBEE…「Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency」建築環境総合性能評価システム

※画像は全てイメージです。今後、変更となる場合があります。

広場① 駅直結の待合せスペースとして利用される広場のイメージ
広場② 重層的な歩行者ネットワークと一体となって賑わう広場のイメージ
広場③ 休日などに憩いの場として利用される広場のイメージ
重層的なアウトモール空間
住む人・働く人・訪れる人で賑わうアウトモール(4階)
ラウンジを有するオフィスサポート機能
オフィスロビー
ホテルルーフトップバー
住宅ワークラウンジ
住宅エントランス
大井町駅東口駅舎
交通広場
車両基地