東京駅北通路に、レストランやカフェなどが集積する新たなエキナカ「グランスタ東京」が開業しました。 プロジェクト開始当初から施主が求めていた「伝統と革新をもつ場所」「集客向上」「利便性向上」を実現するために、プロジェクトコントロールを行うのが当社の役割でした。 既存構造物による制約とデザイン性を両立させるため、VRや3Dの設備配管ルートモデル等を活用し、施主や施工者とともに納まりを検討するなど、多くの関係者と調整を図りました。
さらに当社の業務フィールドの拡大を目指し、トイレのデザインコンペへの参加や、従業員施設のインテリアデザインにも取り組みました。商業施設設計では、お客様エリアはもちろんのこと、従業員の快適性向上にも配慮することが重要なのです。
このプロジェクトにより南北の回遊動線が生まれ、利便性やサービス機能の向上のほか、それまで不足していた “居場所”を創り出し、東京駅という公共空間における課題が解決しました。

