ERINA
KOZU

建築物としての環境性能を確保し、
誰にとっても快適な空間をつくる。

  • ♯新卒採用
  • ♯機械設備設計
神津 絵里菜
エンジニアリング設計本部 設備部門
工学部 建築工学科 2013年入社

大学では建築設備と室内環境を主とした研究室に所属し、既設建物における再生可能エネルギー利用環境制御に関する研究に取り組む。就職活動時、駅や商業施設といった不特定多数の人が利用する物件を多く扱っているJRE設計を知り、さらに大学院卒を多く採用する傾向にある設計事務所の中で、学部卒でも意欲や能力が伴えば院卒と同等に採用する点に魅力を感じて入社。

現在の仕事について規模や用途の異なる様々な
物件の設備設計を担当。

設備部門では、主に建物における給排水衛生設備と空調換気設備の設計をしています。各設備のシステムを検討・提案することや、既存状況を調査しながら設計を進め、作成した設計図を基に現場を監理します。現在私は、都内ターミナル駅の駅改良に伴い、人工地盤の上に駅ビルや鉄道施設をつくる計画や、地方の駅ビル新築、今年からは都心部の再開発計画など、鉄道関連物件や事務所等の一般建築、商業施設の計画まで様々な物件に携わっています。自分が担当した物件は特に愛着が湧きますので、駅や商業施設であれば竣工後に立ち寄り、実際にお客様が使用している様子を観察しています。開業後にニュースで取り上げられ、クライアントやお客様の笑顔を見ると頑張って良かったと心から思えます。

仕事で心掛けていること少し先の状況を予測し、
設計に取り組むこと。

設備設計は建物の規模や用途、クライアントにより要望や考え方が異なる場合があるので、一つひとつの事柄に対して各物件でのメリット・デメリットを整理し、他の事例と比較検討して考えることを常に意識しています。鉄道物件、商業物件ともに既存設備の制約や工事における制約が厳しい条件の場合も多くあり、工事を見据えた設計を行うことは何年経っても難しく感じます。同じものが2つとない物件を設計する楽しみがある反面、短い工期の仕事も多く失敗が許されないプレッシャーを感じますが、その分、経験や知識を身に付けられるチャンスと思いプラスに捉えています。少し先の状況を読みながら業務に取り組むことで、様々な状況に対応出来るようにすることを日々大切にしています。

今後の目標やチャレンジしたいこと普段から情報をキャッチし、
時代に合った設計を考えたい。

これまで様々な建物用途の設計に携わる中で知識や設計手法を身に付けてきました。今後も設計者として技術力の向上はもちろんですが、普段の生活から情報をキャッチすることを忘れず、時代に合った新たな設計を考えることやクライアントに対して積極的な提案を行うことの重要性を感じています。それにより新たな技術力が身に付き、やがてクライアントの開拓につながれば、設計者としても会社としてももっと成長できると考えています。また、昨年から新入社員を指導する立場になり、自分の経験を後輩に伝えることを重視するようになりました。部内がさらに良い環境になるためにも、問題点や改善点を積極的に社内で共有するなど同僚と協力し、横のつながりも大切にしたいです。

Turning Point

竣工時の感動が
モチベーションになった
「鉄道博物館」
入社1年目から基本設計、実施設計、修正実施設計、現場管理を経て2018年のオープンまで5年間携わりました。基本設計や実施設計を担当していた頃は分からないことだらけでしたが、初めての設計はとても楽しかったです。実施設計の時は経験も積んで自分一人で様々なことに対応するようになり、自ら下した決定が建物を左右する責任を重く感じたこともありましたが、技術的にもメンタル的にも鍛えられたと感じています。竣工した時の感動は、今のモチベーションにもつながっています。

My Career

  • 2013年4月入社
  • 2013年5月設計本部 設備群 設備第二設計部 配属
    (現 エンジニアリング設計本部 設備部門)

My Project

鉄道博物館

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東急プラザ蒲田

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