G7 香川・高松都市大臣会合の展示に参加しました

「持続可能な都市の発展に向けた協働」を議題にした、G7 香川・高松都市大臣会合が2023年7月7日より3日間、香川県高松市で開催されました。
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)、一般社団法人高輪ゲートウェイエリアマネジメントと協働して『TAKANAWA GATEWAY CITY における3D都市モデルを活用した共創型まちづくり』についての展示を行い、G7 各国代表団・随行者の方々へPR を行いました。
G7香川・高松都市大臣会合の結果について~持続可能な都市の発展に向けた協働を進めるため「香川・高松原則」を発表~

■当社の PLATEAU 取組みについて
当社はJR東日本とともに、国土交通省の推進する PLATEAU(3D 都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト)に参画しています。
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地域の価値を維持・向上させるため、民間事業者が主体となってまちづくりを行うエリアマネジメントの取組みが各地で進められています。しかし、こうした活動は事業者側の負担が大きく直接的な収益も生みにくいことから、活動の効率化・成果の見える化が課題となっています。特に、「安全安心なまちづくり」に向けた取組みは、付加価値創出ではなくコストとして捉えられる傾向が強いです。今回の実証実験では、3D都市モデルを利用した大規模誘導・避難シミュレーション環境を構築し、エリア内防災計画の更新や合意形成における有効性を検証することで、防災を切り口にしたエリアマネジメントのDXを目指しています。

都市における生活や働き方が多様化する昨今、様々な市民が主体的にまちづくりに関与していく市民参加型まちづくりの重要性がますます高まっています。参加意識の向上の観点からは、特に次世代のまちづくりを担う子どもたちに対するまちづくり教育の充実が重要です。
今回の実証実験では、地域の子どもたちを対象として、3D都市モデルを活用したまちづくり学習ツールを開発し、市民参加型まちづくり促進を目指しています。