Smart City Expo World Congress 2023 展示

世界最大級のスマートシティ関連イベントである「Smart City Expo World Congress 2023」にて、JR東日本が取り組むスマートシティ「TOD(Transit Oriented Development)」をテーマとした出展の支援を行いました。

当社は、品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体の代表として、JR東日本が進める TAKANAWA GATEWAY CITY のまちづくりに貢献しています。都市計画・建築等の側面から、3D都市モデルを活用した共創型まちづくりの推進、都市の継続的なアップデートを支援しています。

■ 当社のPLATEAU取組みについて
当社はJR東日本とともに、国土交通省の推進する PLATEAU(3D 都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクト)に参画しています。
About | PLATEAU とは | PLATEAU [プラトー]

地域の価値を維持・向上させるため、民間事業者が主体となってまちづくりを行うエリアマネジメントの取組みが各地で進められています。しかし、こうした活動は事業者側の負担が大きく直接的な収益も生みにくいことから、活動の効率化・成果の見える化が課題となっています。特に、「安全安心なまちづくり」に向けた取組みは、付加価値創出ではなくコストとして捉えられる傾向が強いです。今回の実証実験では、3D都市モデルを利用した大規模誘導・避難シミュレーション環境を構築し、エリア内防災計画の更新や合意形成における有効性を検証することで、防災を切り口にしたエリアマネジメントのDXを目指しています。

都市における生活や働き方が多様化する昨今、様々な市民が主体的にまちづくりに関与していく市民参加型まちづくりの重要性がますます高まっています。参加意識の向上の観点からは、特に次世代のまちづくりを担う子どもたちに対するまちづくり教育の充実が重要です。
今回の実証実験では、地域の子どもたちを対象として、3D都市モデルを活用したまちづくり学習ツールを開発し、市民参加型まちづくり促進を目指しています。