
JR四国 高松運転所構内建物集約
- 建築主:四国旅客鉄道
- 所在地:香川県高松市
- 階数:地上3階(統合事務所)
地上2階(検修車庫) - 延べ面積:2,699.26m²(統合事務所)
2,329.65m²(検修車庫) - 構造:S 造
- 竣工年:2018年(統合事務所)
2019年(検修車庫)
高松駅から西に約2kmに位置するJR四国最大の車両検修基地である高松運転所構内設備の老朽化対応に伴う建物集約。JRE設計は統合事務所や検修車庫など、9棟の設計業務に携った。統合事務所は運転所の管理・業務上の拠点のため既存位置での建替えとなった。1階はジェイアール四国バスの事務所、2階は検修事務所が入る。3階の休養室フロアは将来の男女社員比率の変化も考慮した。検修車庫は気動車と機関車4両分の車両の検修を行う施設として、作業の安全性向上にも配慮した。運転所の業務を維持しながらの建物集約、また構内線路などの既存設備の間を縫っての建物計画という困難なプロジェクトであったが、四国開発建設(株)との協働で完遂した。
◇設計:四国開発建設・JRE設計JV