
南松本駅
- 建築主:東日本旅客鉄道
- 所在地:長野県松本市
- 階数:地上1階
- 延べ面積:78.09m²
- 構造:木造
- 竣工年:2021年
JR東日本で初めて壁・屋根の躯体すべてにCLTパネル工法を採用した駅舎。松本の「山と谷が織りなす風景」をコンセプトとし、周囲の山並みに調和させながら、エントランスの大きなはね出し庇で山の雄大さを表現した。外壁は松本城を想起させる黒と白を基調とし、内装はそのほとんどをCLTの表しとすることで、費用・工期を削減しながら断熱性能が極めて高い建物を実現した。CLTパネル加工時の端材を待合用ベンチに活用するなど、木の質感あふれる魅力的な駅舎空間となっている。