野辺山駅「エコステ」

  • 建築主:東日本旅客鉄道
  • 所在地:長野県南佐久郡南牧村
  • 竣工年:2020年
  • 駅本屋
  • 階数:地上1階
  • 改修面積:117.12m²
  • 構造:RC造
  • ホーム待合室
  • 階数:地上1階
  • 延べ面積:12.76m²
  • 構造:木造

JR線で日本一高い場所に位置する野辺山駅を「エコステ」モデル駅として整備。待合空間の高断熱化、太陽光発電や集熱換気装置など、自然エネルギーを活用したメニューでコンパクトなエコステーションを目指した。四方の山並みを表現した県産カラマツの幕板や、夏の野辺山の夜空を描いたフラッシュインク天井、温度差を利用した発電遊具など意匠にエコメニューを絡め、駅を訪れる人が“エコ実感”しながら楽しめる工夫をしている。ホーム待合室は、内壁・構造材にLVLを採用。LVLの特性を活かし地組みした建屋をホーム上に吊り込み設置することで、幅が狭いホーム上での短期施工を実現した。