横浜市営地下鉄 阪東橋駅

  • 所在地: 神奈川県横浜市
  • 用途:駅舎(地下鉄)
  • 建築主: 横浜市交通局
  • 施工:渡辺組
  • 敷地面積:2,375.20m²
  • 建築面積:111.05m²
  • 延べ面積:1,854.50m²
  • 改修面積:1,854.50m²
  • 階数: 地上1階 地下2階(建築基準法対象外部分含む)
  • 構造:S造(地上部分)
  • 使用開始:2022年12月

情報を整理することからスタート

横浜市営地下鉄ブルーラインの上大岡駅から横浜方面へ4駅目にあるのが阪東橋駅だ。1972 年12月に開業、老朽化に伴いリニューアル設計を実施した。
同駅ではこれまで不具合が起こった場所をその都度改良・改修を行ってきたという経緯があったため、現状の問題点や改良点が把握しきれていなかった。そこで本プロジェクトでは横浜市営地下鉄側の要望を聞き取りながら、駅舎内外をくまなく歩き、情報収集することからスタート。それらをもとに、既存を生かしながら「本改修では何を行い、何を行わないのか」を一つずつ整理していった。

昼は採光を実現し、夜は駅舎の明かりで街に安心感をもたらす
天井・壁・床の改修、案内室の更新を行った改札口周辺
耐久性向上のため、ホーロー製の壁に更新
対向壁は吉田川と新吉田川にちなみ、水の流れを表現