JR東日本の新たな夜行特急列車のデザインを
JRE設計が実施しています
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)が2025年6月10日に発表した新たな夜行特急列車のデザインを、JRE設計がエクステリア・インテリアともに実施しています。
JRE設計は「SLばんえつ物語」など、これまでにも「のってたのしい列車」を含む車両デザインに携わってまいりました。今後も、常に柔軟な発想と先進的な視点をもって、新たな価値の創出に取り組んでまいります。
新しい夜行特急列車は、2027年春営業運転開始を目指し引き続き検討する予定と発表されています。
新たな夜行特急列車を導入します(JR東日本ニュース)
JRED News Release
■ 列車デザインおよびコンセプト
1.エクステリアデザイン
車両全体を 2色の青が包み込むように、1号車側と 10号車側に異なるカラーリングを施しています。1号車側には、夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」を、10号車側には、真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」を配しました。2 色の青とそれらをつなぐ白いラインによって夜明け前の一瞬の輝き「ブルーモーメント」を描き出し、かつての夜行列車の旅の楽しさを受け継ぎながら、地域の皆さまとともにその地域の新しい未来を切り拓いていくという私たちの意志を込めました。

上:1号車側先頭車、下:10号車側先頭車

2.インテリアデザイン「シンプルでありながら上質な移動空間」をコンセプトに、プライベートスペースを確保するため全座席グリーン車指定席の個室タイプとします。また、一部座席はより快適にゆったりお過ごしいただけるプレミアムグリーン個室とします。おひとりでのご利用に加え、おふたり以上でのご利用も想定した複数のお部屋タイプとする予定です。その他に、ラウンジスペースや販売スペースの設置なども予定しています。



