TAKANAWA GATEWAY CITY
- 建築主:東日本旅客鉄道
- 所在地:東京都港区
- 竣工年:2024年度末~2025年度中(予定)
JR東日本が品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)として進めている「TAKANAWA GATEWAY CITY」。かつては江戸への玄関口としての役割を担い、国内で初めて鉄道が走った明治期には日本と西洋の技術が融合しイノベーションを生み出した場所。地域の記憶の継承と東京国際空港への利便性、世界へ新しいイノベーションを発信する場として、開発コンセプトを「Global Gateway」とした。「100年先の心豊かなくらしのための実験場」となる街を目指し、社会課題解決として、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの推進や、環境認証「LEED」の取得を行っている。
2024年度末に、国際交流拠点としてのMICE施設(コンベンション、カンファレンス、ビジネス支援施設)・オフィス・商業施設などで構成される複合棟Ⅰおよび高輪ゲートウェイ駅周辺エリアが完成予定。2025年度中には、複合棟Ⅱ・文化創造棟・住宅棟および各棟周辺エリアを完成予定としている。
LEED…
「Leadership in Energy and Environmental Design」。非営利団体「米国グリーンビルディング協会(USGBC: U.S. Green Building Council)」が開発、運用する、建築や都市開発、地域コミュニティ構築における環境性能の国際的な評価制度。全5種類の認証からなり、それぞれ標準認証、シルバー、ゴールド、プラチナの4レベル評価。
◇設計:品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
(JRE設計・JR東日本コンサルタンツ・日本設計・日建設計)
◇複合棟Ⅰ 外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン:ピカード・チルトン
◇複合棟Ⅰ ホテル内装デザイン:ヤブ・プッシェルバーグ
◇文化創造棟 外装デザイン:隈研吾建築都市設計事務所
◇住宅棟 住宅部分内装デザイン:HBA(ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ)
◇照明デザイン:シリウスライティングオフィス
※画像は全てイメージです。今後、変更となる場合があります。